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副院長コラム

2020.05.05

新型コロナウイルス肺炎重症化とお口の関係

5/3に愛知医科大学より興味深い情報が発信されました。


新型コロナウイルス肺炎重症化のメカニズムを報告したものです。

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https://www.sankei.com/life/news/200503/lif2005030074-n1.html

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ウイルスに対抗しようとして働き出した私たちの免疫システムが

働きすぎてしまうことが重症化の要因ではないか、


というものでした。


結果として、重症化した患者さんには免疫システムを活性化させる

インターロイキン6

というタンパク質の血中濃度が高いことも確認されているようです。




このインターロイキン6ですが、歯周病によっても増加してしまうことがわかっています。


歯周病の治療や予防を行うことで、インターロイキン6を減らすことにも意義がありそうですね。



また、口の清潔を保つことでウイルスの侵入を抑制できることもわかっています。

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人類が初めて遭遇する新型コロナウイルス。


日々様々な情報が発信され、また更新されていきます。

何が本当に正しいのか、今の時点では誰にもわかりません。


確実に言えることは、

お口を清潔に保つ事にデメリットはない

ということです。


それだけでなく、お口のケアを行う事は

新型コロナウイルス感染自体の発症予防や重症化の予防ができる

可能性すらあります。



また新しい有益なお口に関する情報が入りましたら更新していこうと思います。

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