2017.02.12
原点
「医療人としての原点」
先日、研修医時代にお世話になった先生の還暦祝いがありました。
社会人になってはじめて働いた場所なのでとても思い出深い病院です。
総合病院内の口腔外科という科で、親知らずの抜歯をはじめ、顎の骨折、腫れ、口腔がんなど一般の歯科では扱わない病気を対象としていました。
様々な全身の病気を持った患者さんの治療についても診ていたので、その経験と知識は今とても活かされています。
また、他科で入院されている方のお口の中もたくさん拝見してきましたが、やはり自分の歯で自分で食事ができる方の回復はとても早く感じ、歯の健康の重要性を学びました。
自分が今、毎日している仕事とは少し離れた内容でしたが、医療という枠の中での歯科の役割を俯瞰してみる事ができる貴重な経験でした。
医療人としての原点を常に忘れずに、そして歯科で期待されている仕事の質を上げていきたいと思います。