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副院長コラム

2016.11.26

手術用顕微鏡とは

今年の夏、手術用顕微鏡という設備を導入しました。

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これを使う事で、実に最大で肉眼の25倍もの視野で仕事をすることができます。

それにより、今まで見えなかったものが見えるようになる楽しさは素晴らしいものがあります。




しかしながら、確かにこの強拡大の術野は手術用顕微鏡のメリットの一つではありますが、その最大のメリットは実は録画映像による説明力にあると考えています。

それに使うのがこれです。

スクリーンショット 2016-11-26 19.08.18.jpg

顕微鏡での視野をリアルタイムで映し出します。


そして何より画期的なのは、録画した動画をすぐに要点を絞ってお見せすることができるという点です。

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動画での説明なので、静止画の何倍もの情報量があります。

さらにレントゲンの画像もあるとより理解が深まるのではないでしょうか。



この患者さんの場合は、上の親知らずを抜く必要があるかを心配されていました。

以前下の親知らずを抜いたので、その術後の状態や現在の上の親知らずの状態をお見せして、抜いたほうがいいか抜かないでもいいかの理由を説明をしています。



何かとややこしい口の中の病気の説明。

子どもにも理解してもらえるような、わかりやすい説明を目指しています。

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