NHKの人気番組

『総合診断医ドクターG』

をご覧になったことはありますか？

ある病気について研修医と総合診断医がディスカッションして

確定診断へ至る過程を考える番組です。

この番組を見ると、医師が一つの診断を下すまでに

とてもたくさんの病気を疑っていることに

驚かされます。

そして疑った病気（鑑別診断）で説明がつかないところをあぶり出し

必要な検査を追加して、一つ一つ疑いを消していき

最終的な確定診断へ至ります。

ドクターGのHPは

http://www4.nhk.or.jp/doctorg/

歯科でも同じプロセスで治療しないと改善しないものがあります。

それが噛み合わせ治療です。


噛むと痛い、噛みにくい、顎が痛いなどの症状がその代表的なものです。

歯に新しく被せ物を入れた後にこのような症状が出ることは決して稀ではありません。

特に噛み合わせは目に見えません。

目に見えないがゆえに原因を特定するためには目に見えるような

形で検査をしていくことが重要です。

検査→診断→治療


このプロセスのトレーニングは最重要視しています。

なぜなら、どんな最新技術や最新機器を用いて治療しても

診断が間違っていれば絶対に治らないからです。

前回のドクターGを見ていたら、診断の勉強中にいつも言われる

フレーズが出てきました。

来年も診断力を上げていきたいと思います！