今週金曜日はお休みをいただいて、

東京の日本橋までインプラント手術見学に行ってきました。

久野歯科医院では昨年からCGF治療を取り入れています。

CGFとは患者さん自身の血液を遠心分離にかけることでできる

完全自己由来の血液成分のことです。

傷ついた組織の再生、治癒に働く成長因子を多く含んだ血小板が濃縮されているので

たくさんの利点があります。

とくにインプラント治療においては骨が足りない場所に応用することで

骨を作る効果があります。

従来は骨が足りない場合、体の他の場所（顎や腰の骨など）から

骨を採取して移植をしていましたが、

CGFにより患者さんの体の負担が非常に少なくなりました。

また、完全に自分の血液成分からのものなので、非常に安全であり

今後インプラント治療には欠かせないものとなると感じています。

CGF治療の詳細についてはまたコラムで書く予定です。

先月はCGFを応用した実習セミナーに参加し、今月は実際の

手術を見学させていだだきました。

歯科では比較的新しい分野のため、今後も積極的に正しい情報を

習得しに行こうと思います。